2017年末にガラケーの製造終了以降、現在auでは見た目はガラケー&中身はAndroidの『ガラホ(4Gガラケー)』を販売していますね。
やはりテンキーでの操作感や料金の安さなど「ガラケーを使い続けたい」というニーズがあるため、auやドコモ、ソフトバンクではガラケーそっくりの『ガラホ(4Gガラケー)』を継続して販売しています。
という事で、今回は2023年現在でauで販売しているガラホ(4Gケータイ)について人気の機種や、プラン料金について解説していきます。
現在auでガラケー型の端末を探している
auでどんなガラケーの機種があるかや、料金や機能、LINEが使えるか知りたい
という方の参考になると幸いです。
auで機種変更できるガラホは3機種ある『2023年最新版』
auでは2023年現在は3Gガラケー(3G回線のガラパゴスケータイ)は販売しておらず、以下の3機種のガラホ(ガラケーの見た目の4G LTE回線のスマホ)を販売しています↓
【auで現在販売中のガラケー機種一覧】
auのガラホ機種名 見た目 |
・メーカー ・発売日 ・本体定価 |
GRATINA KYF42 (製品ページ) |
・メーカー:京セラ ・2021年8月13日発売 ・33,000円(税込) |
かんたんケータイ ライト KYF43 (製品ページ) |
・メーカー:京セラ ・2021年11月19日発売 ・33,000円(税込) |
G’zOne TYPE-XX (製品ページ) |
・メーカー:京セラ ・2021年12月10日発売 ・52,800円(税込) |
※本体価格は税込表記
ちなみにauの3G回線は2022年3月31日に既に終了済なので、現在販売中のガラホ(4Gガラケー)は問題なく利用可能です。
という事で、現在auで販売しているガラホ(4Gガラケー)を順番に詳しく見ていきましょう↓
『GRATINA(グラティナ) KYF42』
auの人気ガラホ『グラティナ』シリーズの最新モデルが2021年8月13日に登場しました。(カラーバリエーションはホワイト、ライトブルー、ブラックの3色)
メーカーは京セラ製で企画から設計・開発・試験・製造・アフターサービスまで、一貫して国内の「JAPAN MADE」となっています。
『聞こえ調整』『不在着信スヌーズ』『あとから録音』などケータイの通話機能が充実しており、大きなレシーバーで聞き逃しを防ぎます。
ハンドソープで洗える防水性能や丈夫なデザインなので長く付き合える一台です。
【GRATINA KYF42の性能】
発売日: | 2021年8月13日 |
メーカー: | KYOCERA(京セラ) |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,500mAh 連続待受時間:約450時間(4G LTE) |
サイズ: | 約W51mm×H112mm×D17.9mm (最厚部 17.9mm) |
画面サイズ: | 約3.4インチ FWVGA TFT液晶 |
重量: | 約125g |
CPU: | QM215/1.2GHz×4コア |
メモリ: | RAM:1GB / ROM:8GB |
耐衝撃/防水/防塵: | 耐衝撃(MIL-STD-810H Method 516.8:Shock-Procedure IV) 防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP5X) |
LINE利用不可
4G LTE
au VoLTE
Wi-Fi
au世界サービス
緊急速報メール
またGRATINAシリーズの中でKYF39から搭載された機能「音声エクスポート」によって、ガラホ内に録音保存した音声microSDカードを使用して別の機種へ引き継ぐことができるようになりました。
また「あとから録音」で通話後に直前の通話内容を音声データとして保存する事が可能なので、通話内容を忘れてしまっても聞き直せるという便利機能も搭載されています。
『かんたんケータイ ライト KYF43』
auのガラホの定番で最も人気があるのが『かんたんケータイ』でしょう。
結構な頻度でマイナーチェンジを繰り返していますが、かんたんケータイの最新モデルは2021年11月19日発売の「かんたんケータイ ライト KYF43」となっています。
「文字が大きく見やすい」「通話の相手の声がやわらかく聞こえやすい」などシニア世代の使いやすさを追及して進化を続けたauの定番機種です。
【かんたんケータイ ライト KYF43の性能】
発売日: | 2021年11月19日 |
メーカー: | KYOCERA(京セラ) |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,500mAh 連続待受時間:約360時間(4G LTE) |
サイズ: | 約51mm×115mm×18.3mm (最厚部18.3mm) |
画面サイズ: | 約3.4インチ FWVGA TFT液晶 |
重量: | 約133g |
CPU: | QM215/1.2GHz×4コア |
メモリ: | RAM:1GB / ROM:8GB |
耐衝撃/防水/防塵: | 耐衝撃(MIL-STD-810H Method 516.8:Shock-Procedure IV 防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP5X) |
LINE利用不可
4G LTE
au VoLTE
緊急速報メール
『G’zOne TYPE-XX』(ジーズワン タイプダブルエックス)
auのガラホの中でも2000年から根強い人気がある G’zOneブランドのケータイですが、熱いファンの声を受けて2021年12月に20周年モデルとして復活したのがG’zOneケータイ「G’zOne TYPE-XX」です。
他のガラホ(4Gケータイ)とは全く異なる圧倒的なデザインとタフさでアウトドアシーンで本領を発揮する1台です。
【G’zOne TYPE-XXの性能】
発売日: | 2021年12月10日 |
メーカー: | KYOCERA(京セラ) |
カメラ: | 約1,300万画素 |
バッテリー容量: | 1,500mAh 連続待受時間:約340時間(4G LTE) |
サイズ: | 約W55mm×H115mm×D23.0mm (最厚部26.0mm) |
画面サイズ: | 約3.4インチ TFT透過型/854×480(FWVGA) |
重量: | 約183g |
CPU: | QM215 1.2GHz/4 |
メモリ: | RAM:2GB / ROM:16GB |
耐衝撃/防水/防塵: | IPX5 IPX5/IPX8 |
LINE利用不可
4G LTE
au VoLTE
FMラジオ
au世界サービス
緊急速報メール
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『かんたんケータイ KYF38』(販売終了)
auのガラホの定番で最も人気があるのが『かんたんケータイ』でしょう。
結構な頻度でマイナーチェンジを繰り返していますが、かんたんケータイの最新モデルは2018年7月発売の「かんたんケータイ KYF38」となっています。
「文字が大きく見やすい」「通話の相手の声がやわらかく聞こえやすい」などシニア世代の使いやすさを追及して進化を続けたauの定番機種です。
【かんたんケータイ KYF38の性能】
発売日: | 2018年7月27日 |
メーカー: | KYOCERA(京セラ) |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,500mAh |
サイズ: | 約51×115×17.9mm |
画面サイズ: | 約3.4インチ |
重量: | 約140g |
LINE利用不可
4G LTE
au VoLTE
防水(IPX5/IPX8)
赤外線通信
緊急速報メール
参考:かんたんケータイ KYF38 | au公式
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『INFOBAR(インフォバー) xv』(販売終了)
一体型の形状と斬新なデザインで特長的な『インフォバー』シリーズはauの特長と言ってもいいかもしれませんね。
『INFOBAR xv』は2003年に発売されたインフォバーの15周年を記念して2018年末に発売されたモデルで、歴代INFOBARと同じくプロダクトデザイナー深澤直人氏がデザインを手がけたオシャレな一台です。
【INFOBAR(インフォバー) xvの性能】
発売日: | 2018年11月29日 |
メーカー: | au Design project |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,500mAh |
サイズ: | 約48×138×14.0mm |
画面サイズ: | 約3.1インチ |
重量: | 約114g |
LINE利用不可
4G LTE
au VoLTE
au世界サービス
緊急速報メール
『MARVERA(マーベラ) KYF35』(販売終了)
auの4Gガラケー(ガラホ)の中でも最高レベルの1300万画素のカメラ性能と、大容量1700mAhというバッテリーの持ちの良さが特徴のガラホです。
耐久性や防水防塵機能にも優れ、エコモードで電力消費を抑える事もできるので、アウトドアやスポーツが好きなアクティブな方向けの機種です。
【MARVERA(マーベラ) KYF35の性能】
発売日: | 2017年8月10日 |
メーカー: | KYOCERA(京セラ) |
カメラ: | 約1300万画素 |
バッテリー容量: | 1,700mAh |
サイズ: | 約51 × 113 × 17.2mm |
画面サイズ: | 約3.4インチ |
重量: | 約139g |
LINE利用不可
4G LTE
au VoLTE
テレビ
防水 (IPX5/IPX8)
おサイフケータイ
au世界サービス
赤外線通信
緊急速報メール
『AQUOS(アクオス) K SHF34』(販売終了)
かんたんケータイに並んでauでガラケー支持派に人気があるのがシャープのアクオスシリーズです。
折りたためるTheガラケーの見た目と、上記のように機能面でもテレビやおサイフケータイ機能も搭載しているのも魅力の1つです。
【AQUOS(アクオス) K SHF34の性能】
発売日: | 2017年12月15日 |
メーカー: | SHARP(シャープ) |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,800mAh |
サイズ: | 約51 × 113 × 16.9mm |
画面サイズ: | 約3.4インチ |
重量: | 約132g |
LINE利用不可
4G LTE
au VoLTE
テレビ
防水 (IPX5/IPX8)
おサイフケータイ
au世界サービス
赤外線通信
緊急速報メール
『TORQUE(トルク) X01』(販売終了)
いかついデザインと耐衝撃など18項目の試験をクリアした高耐久性能で、名前から連想される通り”au最強”のガラホです。
温度や湿度、気圧などを搭載されたセンサーで確認できる機能も搭載されており、アウトドア派の方にお勧めの一台。
【TORQUE(トルク) X01の性能】
発売日: | 2017年2月24日 |
メーカー: | KYOCERA(京セラ) |
カメラ: | 約1300万画素 |
バッテリー容量: | 1,500mAh |
サイズ: | 約54 × 118 × 23.3 mm |
画面サイズ: | 約3.4インチ |
重量: | 約182g |
LINE利用不可
4G LTE
au VoLTE
テレビ
防水 (IPX5/IPX8)
おサイフケータイ
au世界サービス
赤外線通信
緊急速報メール
auのガラホはlineは使える?⇒2022年11月1日からガラホでもLINEは使えなくなった
先に結論から述べると、2023年現在はauで販売されている4GガラケーにLINEを使うことができる機種はありません。
LINEと言えば現在最も利用されている連絡&コミュニケーションアプリと言っても過言ではありませんが、2018年3月に3Gガラケー版LINEのサービスが終了しています。
その後は、2022年10月まではauの4GガラケーであればLINEが使える機種もあったのですが、2022年11月1日より4GガラケーでもLINEアプリが使えなくなっています。
LINE社は2022年11月上旬、特定アプリバージョンのサポート終了に伴い、4G LTEケータイなどの一部機種でLINEアプリのサービス提供を終了する予定です。
auの対象機種をご利用のお客さまで、引き続きLINEアプリサービスをご利用いただく場合は、LINEアプリサービスが利用可能なスマートフォンへの機種変更とアカウント移行が必要です。
LINEアプリサービスの終了について
以下の対象機種をご利用のお客さまは、トークの閲覧などを含め、LINEアプリサービスのすべての機能がご利用できなくなります。
・GRATINA 4G KYF31
・TORQUE X01
・GRATINA 4G KYF34
・MARVERA KYF35
・かんたんケータイ KYF36
・AQUOS K SHF34
・GRATINA KYF37
・かんたんケータイ KYF38
・INFOBAR xv
という事で現在は3Gガラケーでも4GガラケーでもLINEを使うことはできません。
上のau公式ページの引用にも記載されている通り、2022年11月以降はLINEを使いたいならスマホへ移行する必要があります。
auでガラホへ機種変更した場合の料金プランや内訳
続いて気になるのが、auで「ガラホ(4Gガラケー)に機種変更した時のプランと月額料金がどれだけ安いか」でしょう。
2019年10月以降端末割引である「月月割」が終了したので、定価の本体価格を36回分割で支払うのがスタンダードとなっています↓
【auのガラホの本体価格一覧】
ガラホ機種名 | 定価(一括支払時) | 36回分割時の月額負担 |
GRATINA KYF42 (2021.8.13発売) |
33,000円 | 初月940円 +916円/月×35ヶ月 |
かんたんケータイ ライト KYF43 (2021.11.19発売) |
33,000円 | 初月940円 +916円/月×35ヶ月 |
G’zOne TYPE-XX (2021.12.10発売) |
52,800円 | 初月1,490円 +1,466円/月×35ヶ月 |
【販売終了】 GRATINA KYF39 (2019.5.24発売) |
32,400円 | 900円/月×36ヶ月 |
【販売終了】 INFOBAR xv (2018.11.29発売) |
41,040円 | 1,140円/月×36ヶ月 |
【販売終了】 かんたんケータイ KYF38 (2018.7.27発売) |
32,400円 | 900円/月×36ヶ月 |
【販売終了】 GRATINA 4G KYF37 (2017.12.23発売) |
27,360円 | 760円/月×36ヶ月 |
【販売終了】 AQUOS K SHF34 (2017.12.15発売) |
27,360円 | 760円/月×36ヶ月 |
【販売終了】 MARVERA KYF35 (2017.8.10発売) |
37,440円 | 1,040円/月×36ヶ月 |
【販売終了】 かんたんケータイ KYF36 (2017.8.10発売) |
32,976円 | 916円/月×36ヶ月 |
【販売終了】 TORQUE X01 (2017.2.24発売) |
43,920円 | 1,220円/月×36ヶ月 |
全部税込表記
参考:製品価格一覧 | au
そして上記の端末価格にプラン料金を加算した分が毎月のガラホの月額料金として請求されます。
例えば人気のガラホ『GRATINA KYF39(グラティナ)』を分割購入した場合の毎月のケータイ代の内訳は以下のようになります↓
GRATINA KYF39本体価格 | 940円+916円/月×35ヶ月 (本体定価:33,000円) |
ケータイプラン | 1,265円/月 |
au PAY カードお支払い割適用時 | -187円/月 |
LTE NET (インターネット接続サービス) |
330円/月 |
(合計月額料金) | 1,408円/月 |
※端末代36回分割 / 全部税込10%で計算
現在のauのガラホ(4Gケータイ)向けの料金プランは月額1,265円の「ケータイプラン」となっており、必要に応じてネットが使いたい場合は+月額330円で「LTE NET」に加入すればOKです。
発信に関しては通常の22円/30秒の割高通話料金が発生してしまうので、発信が多い場合には以下の通話オプションに加入するのがおすすめです。
auのガラホを通話のみで利用したら?最低維持費はいくら?
ガラケーユーザーの中には「インターネットなんてほとんど使わないから通話のみ使いたい」という人もいると思います。
通話のみ利用する場合のauのガラホの月額料金は、「LTE NET」を外して以下のようになります↓
GRATINA KYF39本体価格 | 940円+916円/月×35ヶ月 (本体定価:33,000円) |
ケータイプラン | 1,265円/月 |
au PAY カードお支払い割適用時 | -187円/月 |
(合計月額料金) | 1,078円/月 |
※端末代36回分割 / 全部税込10%で計算
本体代を合わせても月額1,000円程で維持できるので、受け専用のケータイにしたい場合はこのパターンになります。
ただし上記だと月に1,100円分の無料通話しかなく、それ以降は1分に44円と言う割高通話料が加算される点には注意です。
ガラホを通話のみ+通話し放題で使った場合の最安料金
更に「インターネット全く使わないけど、通話の発信をかなりかけます」という人であれば、前記の組合せに完全かけ放題オプションの「通話定額2」に加入すればかけ放題ガラホ(4Gケータイ)になります↓
通話オプション名: | オプション料金 |
「通話定額ライト2」 (1回5分以内の国内通話が24時間かけ放題) |
+880円/月 |
「通話定額2」 国内通話が24時間かけ放題 |
+1,980円/月 |
GRATINA KYF39本体価格 | 940円+916円/月×35ヶ月 (本体定価:33,000円) |
ケータイプラン | 1,265円/月 |
「通話定額2」 完全かけ放題オプション |
1,980円/月 |
au PAY カードお支払い割適用時 | -187円/月 |
(合計月額料金) | 3,078円/月 |
※端末代36回分割 / 全部税込10%で計算
ネットなし&かけ放題ありでのガラホの月額料金は本体代を合わせて3千円強で利用可能となっています。