2017年末にガラケーの製造終了以降、auでは見た目はガラケー、中身はAndroidスマホの『ガラホ』を販売していますね。
やはりテンキーでの操作や料金の安さなど「ガラケーを使い続けたい」というニーズがあるため、auやドコモ、ソフトバンクではガラケーそっくりのスマホ『ガラホ』へ移行して欲しいみたいです。
ただ、ガラホは結局のところスマホなので、料金もスマホと同じでガラケーよりも高く付くんですよね。今回はauのガラホについて人気の機種や、プラン料金について解説していきます。
現在auでガラケーからスマホ・ガラホへ機種変更を考えている
auのスマホを使っているがガラホへ機種変更して安く使いたい
という方の参考になると幸いです。
もう家でauへ申込できる時代ですよ♪
目次
auで機種変更できるガラホの機種『2020年版』
auでは2020年現在は3Gガラケー(3G回線のガラパゴスケータイ)は販売しておらず、以下の4機種のガラホ(ガラケーの見た目の4G LTE回線のスマホ)を販売しています↓

【auで販売中のガラケー機種一覧】
auのガラホ機種名 | 見た目 | メーカー/発売日/定価 |
GRATINA KYF39 (製品ページ) | ![]() | メーカー:京セラ 2019年5月24日発売 32,400円 |
INFOBAR xv (製品ページ) | ![]() | メーカー:京セラ 2018年11月29日発売 41,040円 |
かんたんケータイ KYF38 (製品ページ) | ![]() | メーカー:京セラ 2018年7月27日発売 32,400円 |
MARVERA KYF35 (製品ページ) | ![]() | メーカー:京セラ 2017年8月10日 37,440円 |
参考:ケータイ製品一覧 | au公式
※本体価格は税込表記
順番に詳しく見ていきましょう↓
『GRATINA KYF39』

auの人気ガラホ『グラティナ』シリーズの最新モデルが2019年5月24日に登場しました。
かんたんケータイと同じく京セラの『スマートソニックレシーバー』技術で、騒がしい場所でもクリアな聞こえやすさがあり、丈夫なデザインで長く付き合える一台です。
[open title=”GRATINA KYF39の性能”]発売日: | 2019年5月24日 |
メーカー: | KYOCERA(京セラ) |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,500mAh |
サイズ: | 約W51 × H112 × D17.4mm |
画面サイズ: | 約3.4インチ |
重量: | 約125g |
LINE利用可能
4G LTE
au VoLTE
防水 (IPX5/IPX8)
au世界サービス
緊急速報メール

またGRATINAシリーズの中でも今回からの新機能「音声エクスポート」によって、ガラホ内に録音保存した音声microSDカードを使用して別の機種へ引き継ぐことができるようになりました。
また「あとから録音」で通話後に直前の通話内容を音声データとして保存する事が可能なので、通話内容を忘れてしまっても聞き直せるという便利機能も搭載されています。
参考:GRATINA KYF39 | au公式
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『かんたんケータイ KYF38』

auのガラホの定番で最も人気があるのが『かんたんケータイ』でしょう。
結構な頻度でマイナーチェンジを繰り返していますが、かんたんケータイの最新モデルは2018年7月発売の「かんたんケータイ KYF38」となっています。
「文字が大きく見やすい」「通話の相手の声がやわらかく聞こえやすい」などシニア世代の使いやすさを追及して進化を続けたauの定番機種です。
[open title=”かんたんケータイ KYF38の性能”]発売日: | 2018年7月27日 |
メーカー: | KYOCERA(京セラ) |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,500mAh |
サイズ: | 約51×115×17.9mm |
画面サイズ: | 約3.4インチ |
重量: | 約140g |
LINE利用可能
4G LTE
au VoLTE
防水(IPX5/IPX8)
赤外線通信
緊急速報メール
参考:かんたんケータイ KYF38 | au公式
[/open]
『INFOBAR(インフォバー) xv』

一体型の形状と斬新なデザインで特長的な『インフォバー』シリーズはauの特長と言ってもいいかもしれませんね。
『INFOBAR xv』は2003年に発売されたインフォバーの15周年を記念して2018年末に発売されたモデルで、歴代INFOBARと同じくプロダクトデザイナー深澤直人氏がデザインを手がけたオシャレな一台です。
[open title=”INFOBAR(インフォバー) xvの性能”]発売日: | 2018年11月29日 |
メーカー: | au Design project |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,500mAh |
サイズ: | 約48×138×14.0mm |
画面サイズ: | 約3.1インチ |
重量: | 約114g |
LINE利用可能
4G LTE
au VoLTE
au世界サービス
緊急速報メール
参考:INFOBAR xv | au公式
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『MARVERA(マーベラ) KYF35』

auの4Gガラケー(ガラホ)の中でも最高レベルの1300万画素のカメラ性能と、大容量1700mAhというバッテリーの持ちの良さが特徴のガラホです。
耐久性や防水防塵機能にも優れ、エコモードで電力消費を抑える事もできるので、アウトドアやスポーツが好きなアクティブな方向けの機種です。
[open title=”MARVERA(マーベラ) KYF35の性能”]発売日: | 2017年8月10日 |
メーカー: | KYOCERA(京セラ) |
カメラ: | 約1300万画素 |
バッテリー容量: | 1,700mAh |
サイズ: | 約51 × 113 × 17.2mm |
画面サイズ: | 約3.4インチ |
重量: | 約139g |
LINE利用可能
4G LTE
au VoLTE
テレビ
防水 (IPX5/IPX8)
おサイフケータイ
au世界サービス
赤外線通信
緊急速報メール
参考:MARVERA KYF35 | au公式
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『AQUOS(アクオス) K SHF34』(販売終了)

かんたんケータイに並んでauでガラケー支持派に人気があるのがシャープのアクオスシリーズです。
折りたためるTheガラケーの見た目と、上記のように機能面でもテレビやおサイフケータイ機能も搭載しているのも魅力の1つです。
[open title=”AQUOS(アクオス) K SHF34の性能”]発売日: | 2017年12月15日 |
メーカー: | SHARP(シャープ) |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,800mAh |
サイズ: | 約51 × 113 × 16.9mm |
画面サイズ: | 約3.4インチ |
重量: | 約132g |
LINE利用可能
4G LTE
au VoLTE
テレビ
防水 (IPX5/IPX8)
おサイフケータイ
au世界サービス
赤外線通信
緊急速報メール
参考:AQUOS K SHF34 | au公式
[/open]
『TORQUE(トルク) X01』(販売終了)

いかついデザインと耐衝撃など18項目の試験をクリアした高耐久性能で、名前から連想される通り”au最強”のガラホです。
温度や湿度、気圧などを搭載されたセンサーで確認できる機能も搭載されており、アウトドア派の方にお勧めの一台。
[open title=”TORQUE(トルク) X01の性能”]発売日: | 2017年2月24日 |
メーカー: | KYOCERA(京セラ) |
カメラ: | 約1300万画素 |
バッテリー容量: | 1,500mAh |
サイズ: | 約54 × 118 × 23.3 mm |
画面サイズ: | 約3.4インチ |
重量: | 約182g |
LINE利用可能
4G LTE
au VoLTE
テレビ
防水 (IPX5/IPX8)
おサイフケータイ
au世界サービス
赤外線通信
緊急速報メール
参考:TORQUE X01 | au公式
[/open]
auのガラホはlineは使える?
別のページでも解説していますが、2018年3月にガラケー版LINEのサービスが終了しており現在ガラケーでLINEを利用する事は出来ません。
しかし現在auで販売している上記のガラホ6機種はガラケーではなくガラホなので、どの機種でもLINEは利用可能です。

LINEと言えば現在最も利用されている連絡&コミュニケーションアプリと言っても過言ではありませんが、ガラケーと違ってガラホは中身はAndroidスマホなので、もちろんLINEアプリを利用する事が出来ます。
auでガラホへ機種変更した場合の料金プランや内訳
続いて気になるのが、auで「ガラホに機種変更した時のプランと月額料金がどれだけ安いか」でしょう。
2019年10月以降端末割引である「月月割」が終了したので、定価の本体価格を36回分割で支払うのがスタンダードとなっているようです↓
auのガラホの本体価格一覧
ガラホ機種名 | 定価(一括支払時) | 36回分割時の月額負担 |
GRATINA KYF39 (2019.5.24発売) | 32,400円 | 900円/月×36ヶ月 |
INFOBAR xv (2018.11.29発売) | 41,040円 | 1,140円/月×36ヶ月 |
かんたんケータイ KYF38 (2018.7.27発売) | 32,400円 | 900円/月×36ヶ月 |
GRATINA 4G KYF37 (2017.12.23発売) | 27,360円 | 760円/月×36ヶ月 |
AQUOS K SHF34 (2017.12.15発売) | 27,360円 | 760円/月×36ヶ月 |
MARVERA KYF35 (2017.8.10発売) | 37,440円 | 1,040円/月×36ヶ月 |
かんたんケータイ KYF36 (2017.8.10発売) | 32,976円 | 916円/月×36ヶ月 |
TORQUE X01 (2017.2.24発売) | 43,920円 | 1,220円/月×36ヶ月 |
参考:製品価格一覧 | au
そして上記の端末価格にプラン料金を加算した分が毎月のガラホの月額料金として請求されます。
例えば人気のガラホ『AQUOS K SHF34』を分割購入した場合の毎月のケータイ代の内訳は以下のようになります↓
AQUOS K SHF34本体価格 | 760円/月×36ヶ月 |
通話プラン「VKプランS 2年契約」 (無料通話1100円/月分) | 1,098円/月 |
ダブル定額(ケータイ) | 550~4,620円/月 |
LTE NET (インターネット接続サービス) | 330円/月 |
合計月額料金 | 2,738~6,808円/月 |
※端末代36回分割 / かけ放題 / 全部税込10%で計算
auのガラケー(ガラホ)のパケットプラン『ダブル定額』は以下のように使った分だ2段階でで料金が上がる仕組みになっており、月に190.6MB以上の通信を行うと324円→4,536円まで一気に値上がりする点には注意が必要です↓
ダブル定額が324円で使えるのは、月にデータ通信料が10MBまでで収まった場合のみですね。auを含む携帯会社ではこの時の料金が月額料金かのように表記するので、「安く見える⇒使ったら思ったより高かった」となる訳ですね。要注意です。
auのガラホを通話のみで利用したら?最低維持費はいくら?
ガラケーユーザーの中には「インターネットなんてほとんど使わないから通話のみ使いたい」という人もいると思います。
通話のみ利用する場合のauのガラホの月額料金は以下のようになります↓
AQUOS K SHF34本体価格 | 760円/月×36ヶ月 |
通話プラン「VKプランS 2年契約」 (無料通話1100円/月分) | 1,098円/月 |
ダブル定額(ケータイ) | 550(~10MBまで時) |
LTE NET (インターネット接続サービス) | 330円/月 |
合計月額料金 | 2,738円/月 |
通話しか使わないので先程のダブル定額が最低額の540円しかかからず、3千円弱台で維持可能です。
ただし上記だと月に1,100円分の無料通話しかなく、それ以降は1分に40円と言う割高通話料が加算される点には注意です。
ガラホを通話のみ+通話し放題で使った場合の最安料金
更に「インターネット全く使わないけど、通話の発信をかなりするよ」という人であれば、前記の組合せのうち通話プランを「VKプランS 2年契約」(無料通話1100円/月分)から「カケホ」にするっ事で以下の月額料金でガラホを使う事ができます↓
AQUOS K SHF34本体価格 | 760円/月×36ヶ月 |
通話プラン「カケホ 2年契約」 (国内無制限かけ放題) | 2,420円/月 |
ダブル定額(ケータイ) | 550円/月 |
LTE NET (インターネット接続サービス) | 324円/月 |
合計月額料金 | 4,060円/月 |
という事でauでガラホ(ガラケー)で通話のみかけ放題をする場合には月額4,060円となります。
格安スマホの料金よりも高いので、普通に格安スマホに乗り換えて「5分までかけ放題オプション」に加入したほうが安くていいかなと思います。
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