LINEと言えば今や定番の連絡手段となっており、2018年には1人1日平均で10回以上送信しているほどです。
2018年3月に「3Gガラケー版LINE」がサービス提供を終了しており、新規サービス登録も2018年1月をもって終了しています。
とは言え家族や友人知人との連絡や電話にLINEが必要になる事はありますよね。
という事で今回は2023年現在ドコモauソフトバンクのガラケー(3Gケータイ)とガラホ(4Gケータイ)でLINEが使える機種を調査しました。
【最新情報】2023年現在は携帯(3Gガラケー)版LINEは利用不可⇒4Gガラケー(ガラホ)もLINEはできなく
2000年~2010年くらいまでは3Gガラケー全盛期の時代があり、1人1台ガラケーを持っているのが当たり前の時代でした。
時代が進み、ガラケー ⇒ スマホに移行すると共に、連絡ツールもキャリアメール ⇒ LINEへと移り変わりましたが、通話やメールくらいならガラケーで充分ですし何より料金が安いのでガラケー派を貫く人も多いです。
そんなガラケーでもLINEを使うことができるのでしょうか?
結論から述べると、2023年現在はガラケーは「3Gケータイ」と「4Gケータイ」含めすべての機種でLINEの利用ができなくなっています。
元々ガラケー向けには開発していないLINEをガラケーで使うという事で、過去に紆余曲折ありましたが、2022年11月1日を以って最後の砦だった「一部のLINE搭載4Gガラケー」へのサービス提供もLINE側が終了し、現在はガラケーでは完全にLINEを使う事ができなくなっています。
LINE社は2022年11月上旬、特定アプリバージョンのサポート終了に伴い、4G LTEケータイなどの一部機種でLINEアプリのサービス提供を終了する予定です。
auの対象機種をご利用のお客さまで、引き続きLINEアプリサービスをご利用いただく場合は、LINEアプリサービスが利用可能なスマートフォンへの機種変更とアカウント移行が必要です。
元々LINE側も「ガラケー向けLINE」のサービス提供を打ち切りたかったこともあって、遂に終了してしまいました。
2022年11月以降でLINEを使いたいならスマホへの機種変更1択に
という事で現在ガラケー(3Gケータイ/一部のLINE搭載の4Gケータイを含むすべてのガラケー)でLINEが使えなくなっています。
なので現在LINEを使いたいなら、もうガラケーは諦めて時代に乗ってスマホに機種変更する or 諦めるかしか方法はありません。
「スマホなんて難しそう」「操作覚えられる自信がない」「新しいものを使うのは面倒くさそう」と尻込みしてしまう人も多いですが、そんな人向けにドコモ、au、ソフトバンクでは入門編のスマホも発売しているのでご安心を🎵
ドコモ:『らくらくスマートフォン』シリーズ (LINE利用可能)
au:『BASIO』シリーズ (LINE利用可能)
ソフトバンク:『シンプルスマホ』シリーズ (LINE利用可能)
投稿が見つかりません。
ドコモ、au、ソフトバンクそれぞれの、ガラケーからの機種変更でお勧めのスマホ機種に関しては、各機種の性能や料金、ガラケー利用者向けの割引情報などを以下ページで詳しく解説しているので、現在ガラケーを使っている方の参考にになるかと思います↓
特に上記のようなエントリースマホは現在の4Gガラケーと端末代もそんなに変わらないので、通信費的にもそこまで変わりませんからね。機種変更しトクです🎵
ガラケー向けLINEの歴史:2022年11月に完全にケータイ向けサービス終了までの流れ
そもそも現在ガラケーユーザーが少ないという事もあって、「ガラケー向けのLINE」に関する情報は過去の情報であふれていると思います。
2023年現在での結論は先述の通り「ガラケー向けのLINEサービスは完全終了」しているのでスマホへ機種変更しないとLINEを使うことはできませんが、それ以前は一部の機種でLINEを使うことは可能だったので、当時の古い「ガラケーでLINEは使える」という情報と混ざって錯綜している状態です。
2018年3月:3Gケータイ向けのLINEサービスが終了に (一部の4Gケータイではまだ使えた)
元々LINEはスマホ用のアプリですが、当時は今に比べてガラケーユーザーもまだ多かったので、LINE側も「ガラケー向けLINE」を作って提供していました。
が、ドコモ、au、ソフトバンクで5G回線サービスの開始に伴って3G回線サービスの終了が発表=3G対応機種の利用者も減って来たこともあってか、LINE側も「3Gガラケー向けのLINE」のサービスを2017年末に発表&2018年3月を以って終了しています。
携帯電話版LINEのサービス終了のお知らせ
この度LINEは、2018年3月28日(水)をもって、携帯電話版LINEのサービス提供を終了することとなりましたのでお知らせ致します。
それに伴い、ご新規でのサービス登録は2018年1月15日(月)をもって、終了させて頂いております。
2018年1月15日(水):ガラケー版LINEの新規登録の終了
2018年3月28日(水):ガラケー版LINEのサービス提供終了
となっており、2018年時点で3キャリアのすべての「3G専用ケータイ」でLINEが使えなくなりました。
3G専用機種はドコモでは「FOMA(フォーマ)」、auでは「CDMA 1X WIN」、ソフトバンクでは「SOFTBANK 3G」と呼ばれるケータイ機種ですね。具体的には以下のケータイ機種以前に発売されたケータイでLINEが使えなくなりました。
ドコモ:AQUOSケータイ SH-01J(4G対応/2016年10月21日発売)
au:AQUOS K(4G対応/2015年2月発売)
Softbank:かんたん携帯9(4G対応/2016年2月25日発売)
この時点で4G対応のケータイでならLINEは利用可能ですが、4G対応ケータイでLINEが搭載・利用可能な機種はそこまで多くありませんでした。
2020年3月:LINEが使えた一部の4Gケータイで「プッシュ通知」機能が停止に
そして2020年3月にLINEが「LINEのプッシュ機能の停止」を発表しています。
LINEプッシュ通知機能停止(2020年3月31日予定)
以下の対象機種で、LINEアプリを起動していない間に受け取ったメッセージの通知、及び無料通話の着信通知を受け取れなくなります。アプリを立ち上げると、メッセージ受信や着信履歴を確認することができます。
らくらくスマートフォン2 (F-08E)
らくらくスマートフォン3 (F-06F)
ビジネススマートフォン (F-04F)
AQUOSケータイ (SH-06G)
ARROWSケータイ (F-05G)
AQUOSケータイ (SH-01J)
P-smartケータイ (P-01J)
らくらくホン (F-02J)
上記はドコモの「LINEのプッシュ機能の停止」に関するページの引用ですが、同じようにauとソフトバンクでもLINEが使えていた一部の4Gケータイ機種でプッシュ通知機能が停止しています。
参考:
一部機種におけるLINEアプリのプッシュ通知機能停止のお知らせ (au公式)
一部機種でのLINEアプリ「プッシュ通知機能」停止のご案内(Softbank公式)
プッシュ機能が停止するという事は、LINEでメッセージや着信が届いても気が付かず、LINEアプリを起動&情報更新して初めてメッセージや着信があったことが確認できる=手動でしか確認できないのでかなり不便です。
特にメッセージは後から返せますが、LINE通話の着信の通知も無いのでLINE着信に出ることがほぼ不可能とケータイの意味がほぼありません。
その後は、2022年10月までは一部の4Gケータイでプッシュ通知なしでならLINEが利用できる状態でした。
2022年11月:一部の4GケータイでのLINEサービスの提供を終了=ケータイでのLINE利用の終焉
そんな状態が2年ほど続いていましたが、2022年11月1日を以って、一部の4G対応スマホで使えていた「ケータイ向けLINE」サービスが完全に終了しています。
auでは公式ページで以下のように事前に発表していました↓ (冒頭の引用です)
LINE社は2022年11月上旬、特定アプリバージョンのサポート終了に伴い、4G LTEケータイなどの一部機種でLINEアプリのサービス提供を終了する予定です。
auの対象機種をご利用のお客さまで、引き続きLINEアプリサービスをご利用いただく場合は、LINEアプリサービスが利用可能なスマートフォンへの機種変更とアカウント移行が必要です。
LINEアプリバージョンを10.17.0以上にアップデートすることができない以下の4G LTEケータイ
・GRATINA 4G KYF31
・TORQUE X01
・GRATINA 4G KYF34
・・MARVERA KYF35
・かんたんケータイ KYF36
・AQUOS K SHF34
・GRATINA KYF37
・かんたんケータイ KYF38
・INFOBAR xv
・GRATINA KYF39
ソフトバンクでは以下のように発表されています↓
LINE社は、バージョン10.17.0未満のLINEアプリにおけるLINEサービスの提供を2022年11月1日に終了する予定です。
引き続きLINEアプリをご利用いただくためには、LINEアプリバージョンを10.17.0以上にアップデートする必要があります。ご利用のLINEアプリバージョンをご確認ください。
また、以下の機種では、 LINEアプリバージョンを10.17.0以上にアップデートすることができないため、 2022年11月1日以降は、LINEアプリサービスがご利用いただけなくなります。
引き続きLINEアプリをご利用いただくためには、サービス終了前に対応機種への変更とLINEアカウントの移行が必要です。
ケータイをご利用のお客さま
・かんたん携帯9
・AQUOSケータイ
・AQUOSケータイ2
・DIGNO®ケータイ
・DIGNO®ケータイ2
という事で2022年11月を以って、ガラケーは「3Gケータイ」と「4Gケータイ」含めすべての機種でLINEの利用ができなくなりました。
【現在は不可】「ガラケー版LINE」の終了以前までの利用方法
以下の情報はケータイ向けLINEがサービスを提供していた時期の利用方法となります。先述の通り現在ケータイ向けLINEはサービス提供を終了しているので、新規登録はできません。
2017年頃までは以下の手順でガラケーからLINEを利用・登録する事ができました↓
「ガラケーでLINE公式サイトを開き、QRコードを読み取る or URLを直接入力」
ガラケーの専用画面から「利用登録」⇒空メールを送信
送られてくるメール内のURLからLINEにアクセスし、LINE内の各種情報を入力して登録
しかし現在は【手順1】のQRコードもLINE公式サイトから無くなっており、そもそもサービス自体が終了しているので2019年現在ガラケーでLINEを利用する術がありません。
となればLINEを使う方法は以下の2つしかありません↓
- 「PC版LINE」をパソコンで使う
- 「スマホ版LINE」を使う ※ガラホ(4Gケータイ)も含む
ガラケー版LINEが使えなくなった現在、「➀ PC版LINE」か「➁ スマホ版LINE」を使うしかありません。(正確には)
➀の方法はパソコンさえあれば利用可能ですね。しかしLINEの為にノートPCを持ち歩くというのも微妙ですし、出先で通知が来ても気が付きません。
【現在は不可】ドコモauソフトバンクのガラホ(4Gケータイ)ならLINEが使える
[aside type=”warning”]2023年追記:
以下のLINE対応の4Gケータイ機種でのLINEの利用は、2022年11月を以って終了してます。現在は3G/4Gケータイを含めLINEを使うことはできませんのでご注意を。[/aside]
➁つ目の方法は一般的なスマホ(iPhone/Android)アプリ版のLINEのことです。つまり結論を述べると「LINEを使いたいならスマホかガラホ(4Gケータイ)にするしかない」という事です。
4Gケータイ「ガラホ」でもLINEは使えるけど、料金が結構高い…
最近では「ガラケーを使い続けたい層」の為に、ドコモやau、ソフトバンクでは「ガラホ(4Gケータイ)」と呼ばれるガラケーのような見た目のAndroidを販売しています。(というか3Gケータイは既に販売終了しているので今はガラホしか販売していません…)
上記はドコモの『AQUOS ケータイ SH-02L』という機種のガラホですが、見た目は完全にガラケーですね。
ただ、中身はAndroidとなっており「見た目はガラケー。中身はAndroid」なのがガラホという訳です。
Androidなので勿論LINEアプリがインストール可能=LINEも使えます!…が、問題は料金が通常のスマホと同じくらい高いって事でしょう。
「だったらもうスマホでいいじゃん」と思ってしまうのは自分だけじゃないハズ。
ドコモauソフトバンクで販売中のLINEが使えるケータイ(ガラホ)の機種一覧
ちなみに2019年現在ドコモとau、ソフトバンクで販売されているガラホ(4Gケータイ)は以下の機種があります↓
携帯会社 | ガラホ(4Gケータイ)機種 | LINEの利用可否 |
らくらくホン(F-02J) (2016年12月14日発売 ) |
◎ (LINE利用可) | |
カードケータイ(KY-01L) (2018年11月22日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
AQUOSケータイ(SH-02L) (2019年2月8日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
AQUOSケータイ(SH-01J) (2016年10月21日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
P-smartケータイ(P-01J) (2016年11月4日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
かんたんケータイ(KYF38) (2018年7月27日発売) |
◎ (LINE利用可能) | |
BASIO3 (2018年1月19日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
かんたんケータイ(KYF36) (2017年8月10日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
BASIO2 (2016年8月5日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
かんたんケータイ(KYF32) (2016年7月30日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
INFOBAR xv (2018年11月29日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
AQUOS K SHF34 (2017年12月15日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
GRATINA KYF37 (2017年12月23日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
MARVERA KYF35 (2017年8月10日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
TORQUE X01 (2017年2月24日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
AQUOS K SHF33 (2016年7月6日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
GRATINA 4G KYF34 (2017年4月21日発売) |
◎ (LINE利用可) | |
DIGNOケータイ2(702KC) (2018年1月発売) |
◎ (LINE利用可) | |
AQUOS ケータイ2 (2016年10月発売) |
◎ (LINE利用可) | |
かんたん携帯9 (2016年2月25日) |
◎ (LINE利用可) |
いずれもLINEは最初から利用可能となっているのですが、データ通信を少しでも利用する場合には料金は4,000円以上掛かってしまうので注意が必要です。
各携帯会社ごとのガラホ(4Gケータイ)機種の性能や料金に関しては以下のページでそれぞれ解説しているので参考にどうぞ↓