2017年に3Gガラケー(フィーチャーフォン)の生産が終了し、現在はドコモauソフトバンクで『ガラホ』や『ガラスマ』と呼ばれる4Gガラケーが販売されています。
しかし4Gガラケーが販売されているのは大手3キャリアだけではなく、実はワイモバイルでも人気の『AQOUSケータイ』などを販売していることをご存知ない方も多いです。
別のページでも解説していますが、ワイモバイルで4Gガラケーを使うのが実は最安だったりします。
という事で今回はワイモバイルで取り扱っている4Gガラケー(ガラホ)の機種と端末の実質負担額、月額料金や一括0円端末について解説していきます。
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目次
ワイモバイルのガラホ(4Gガラケー)の機種について

ワイモバイルと言えば格安SIM(厳密には違いますが)の中でも唯一4Gガラケー(ガラホ)機種を販売し、ガラホ向けのプランのある携帯会社です。
Yahoo!の名を冠するロゴや、ソフトバンクグループのパワーでソフトバンクに近いガラケーの機種ラインナップがあり、2020年現在販売されている4Gガラケー(ガラホ)は、以下の3機種となっています↓

DIGNO ケータイ3(京セラ)
AQUOS ケータイ3(SHARP)
Simply(セイコーソリューションズ)
DIGNO ケータイ2(京セラ)※販売終了
AQUOS ケータイ2(SHARP)※販売終了
DIGNO ケータイ(京セラ)※販売終了
AQUOS ケータイ(SHARP)※アウトレット品:販売終了
このうち「AQUOSケータイ」は以前はアウトレット品を販売していましたが現在は販売を終了しています。
そして「DIGNOケータイ」はオンラインショップでの取扱いがありませんので、最新の上3種類「DIGNOケータイ3」「AQUOSケータイ3」「Simply」が現在購入できるガラケー機種です。
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上記3機種の特長やスペックを順番に見ていきましょう↓
ワイモバイルの4Gガラケー➀:DIGNOケータイ3(903KC/京セラ)

『DIGNOケータイ3』は2020年3月6日に発売されたワイモバイルでは最新のケータイ機種です。(ちなみにグループ会社であるソフトバンクでも同じDIGNOケータイ3を販売しています)
発売日: | 2020年3月6日発売 |
メーカー: | 京セラ |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,700mAh |
サイズ: | 約W51×H112×D17.9mm |
画面サイズ: | 約3.4インチフルワイドVGA液晶(TFT) |
重量: | 約131g |
LINE利用可能
VoLTE
ワンセグ
防水(IPX5/IPX8)、防塵、耐衝撃
機種代金:18,000円(定価)
京セラのDIGNOシリーズの最新機種は、フルワイドVGAの大画面なので写真や動画が見やすく、耐久性やバッテリーの持ちや劣化にも優れます。
また、キーの下に3つの「カスタマイズキー」があり、LINEや地図アプリなどをボタンから一発起動できる機能が便利です。
カラーバリエーションは「シルバー」「ピンク」の2色となっています。
でかバイブ:バイブの振動量が従来機種より約1.4倍に
不在通知スヌーズ:未確認の不在着信を繰り返し定期的に音やバイブでお知らせ
ステップアップ着信:同じ相手からの不在着信が連続で続くと着信音を段階的に大きくする
でか受話音:大型レシーバーで雑踏の中での通話や、相手の声が小さい時も、しっかり音を聞くことが可能に
参考:
DIGNO ケータイ2 | Y!mobile
DIGNOケータイ3 | 京セラ(KYOSERA)
ワイモバイルの4Gガラケー➁:AQUOSケータイ3(806SH/SHARP)

『AQUOSケータイ3』は2019年4月12日に発売されたワイモバイルのケータイ機種です。(ちなみにグループ会社であるソフトバンクでも同じAQUOSケータイ3を販売しています)
発売日: | 2019年4月12日発売 |
メーカー: | SHARP |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,680mAh |
サイズ: | 約51×115×17mm (折りたたみ時) |
画面サイズ: | 約3.4インチ 540×960ドット QHD/TFT |
重量: | 約123g |
LINE利用不可
VoLTE
ワンセグ
防水(IPX5/IPX8)、防塵、耐衝撃
機種代金:18,000円(定価)
SHARPのAQUOSシリーズの最新機種は、フルワイドVGAの大画面なので写真や動画が見やすく、耐久性やバッテリーの持ちや劣化にも優れます。
こちらもソフトバンクのガラホの定番機種で「省エネスイッチ」を搭載しているのでバッテリーの持ちが良く、耐衝撃性も高く丈夫な一台です。
また音声認識機能の「かんたん発信」機能で、電話したい相手の名前を呼べば操作なしで電話を掛ける事も可能です。
大型レシーバー:前モデルから約15%大きくなった「でかレシーバー」で通話相手の声がより聞きとりやすく
「はっきりビュー」:輝度やコントラスト、彩度などを調整することで画面を見やすく
代理応答で安心:知らない番号からの着信時に代理応答から「出る」「切る」を選択可能
参考:
AQUOS ケータイ3 | Y!mobile公式
AQUOSケータイ3 | SHARP
ワイモバイルの4Gガラケー➂:Simply(603SI/セイコーソリューションズ)

ガラケーと言えば折りたたみ型が定番ですが、持ちやすさ・使いやすさを追求したストレートタイプの”The 電話”が『Simply』です。
発売日: | 2017年12月発売 |
メーカー: | セイコーソリューションズ |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,770mAh |
サイズ: | W50×H132×D13.8mm |
画面サイズ: | 約2.4インチ |
重量: | 約115g |
LINE利用可能
VoLTE
ワンセグ
防水(IPX5/IPX8)
機種代金:23,868円(定価)
薄くて軽いボディも魅力的ですが、ディスプレイの幅が2.4インチと狭いので、他の折りたたみ型のガラケーに比べて文字が見ずらいデメリットはあると思います。
[open title=”ワイモバイルの4Gガラケー:DIGNOケータイ2(502KC/京セラ)【販売終了】”]
『DIGNOケータイ2』は2018年に発売された比較的新しめの4Gガラケーで、ソフトバンクでも同じように販売されている人気機種です。
発売日: | 2018年1月発売 |
メーカー: | 京セラ |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,700mAh |
サイズ: | 約51×113×17.1mm(折りたたみ時) |
画面サイズ: | 約3.4インチフルワイドVGA液晶 |
重量: | 約137g |
LINE利用可能
VoLTE
ワンセグ
防水(IPX5/IPX8)、防塵、耐衝撃
機種代金:36,828円(定価)
京セラのDIGNOシリーズの最新機種は、フルワイドVGAの大画面なので写真や動画が見やすく、耐久性やバッテリーの持ちや劣化にも優れます。
また、キーの下に3つの「カスタマイズキー」があり、LINEや地図アプリなどをボタンから一発起動できる昨日が便利です。
カラーバリエーションは「ブルー」「ホワイト」「ピンク」の3色↓

参考:
DIGNO ケータイ2 | Y!mobile
DIGNOケータイ2 | 京セラ(KYOSERA)
[/open]
[open title=”ワイモバイルの4Gガラケー:AQOUSケータイ2(602SH/シャープ)【販売終了】”]
AQUOS(アクオス)という名前を聞いたことが無い人の方が少ない程の人気機種で、シャープの技術力の高さがスペックかも伝わってくる定番の一台です。
発売日: | 2016年10月発売 |
メーカー: | SHARP(シャープ) |
カメラ: | 約800万画素 |
バッテリー容量: | 1,800mAh |
サイズ: | 約51×113×16.7mm |
画面サイズ: | 約3.4インチ |
重量: | 約132g |
LINE利用可能
VoLTE
ワンセグ
防水(IPX5/IPX8)
機種代金:36,828円(定価)
こちらもソフトバンクのガラホの定番機種で「省エネスイッチ」を搭載しているのでバッテリーの持ちが良く、耐衝撃性も高く丈夫な一台です。
また音声認識機能の「かんたん発信」機能で、電話したい相手の名前を呼べば操作なしで電話を掛ける事も可能です。
参考:
AQUOS ケータイ2 | Y!mobile公式
AQUOSケータイ2 | SHARP
[/open]
ワイモバイルのガラホ(4Gケータイ)でlineが使える機種は?
最近では定番の連絡・コミュニケーションアプリとして「LINE」が絶大な人気がありますが、気になるのは「この4Gガラケー機種でLINEは使えるのか?」という点ではないでしょうか。

3Gガラケーでは現在利用不可なLINEですが、上記のワイモバイル取り扱い機種は「Simply」「AQUOSケータイ3」以外でLINEが利用可能です(つまりDIGNOケータイ3です)↓
取扱機種 | LINE利用可否 |
DIGNOケータイ3 | ◎ |
AQUOSケータイ3 | × |
Simply | × |
AQUOSケータイ2まではLINEが利用可能だったのですが、3からはLINEは利用不可となっています。
また、ストレート型携帯「Simply」に関しては、そもそもGooglePlayからアプリの追加自体ができない為、LINEの利用は基本的には出来ません。
ワイモバイルでガラホ(4Gケータイ)へ機種変更時の料金プランや端末価格
ワイモバイルでは上記の機種が販売されているは分かったと思いますが、肝心なのはその端末価格ではないでしょうか。
2019年秋の電気事業法改正以降、端末代金の大幅な割引が規制されたことで、ワイモバイルの上記のガラケー機種は以下の端末価格で販売されています↓
Y!mobileのガラホ機種 | 定価 | 端末割引 (月々割) | 実質負担額 |
DIGNOケータイ3 | 18,000円 | – | 18,000円 |
AQUOSケータイ3 | 18,000円 | – | 18,000円 |
Simply | 10,800円 | – | 10,800円 |
※全部税込
という事で端末割引「月々割」がなくなった分、定価が安くなっています。(実質負担額は変化なし)
AQUOSケータイ3とDIGNOケータイ3の実質負担額が18,000円。そしてストレートタイプの「Simply」は実質負担額が10,800円で購入可能です。
続いてワイモバイルに新規契約かMNP乗り換えて、「DIGNOケータイ3」を購入した場合の月額料金をシミュレーションしました↓
DIGNOケータイ3本体価格 | 750円×24ヶ月 |
– | |
ケータイベーシックプランSS | 1,027円/月 |
ベーシックパック | 324円/月 |
パケット定額 (ダブル定額) | 0~4950円/月 |
合計月額料金 | 2,107円~7,057円/月 |
※全部税込
ワイモバイルには従量制(使った分だけ料金が上がる)4Gケータイ向けプラン『パケット定額』があり、ほぼメールやLINE、ウェブ検索を使わない人であれば、パケット定額料0円で、合計月額1,548円で端末代込で利用可能です。
とは言ってもガラケーの用途は十人十色だと思いますので、以下ケース別でお勧めのワイモバイルのガラケー向け料金プランを考えてみました↓
パターン1:完全にデータ通信を行わない「最低維持」のプラン
完全にデータ通信を使わない場合には、「ベーシックパック」と「パケット定額」を外すことで、端末代と「ケータイプランSS」の料金だけで利用可能です。
DIGNOケータイ3本体価格 | 750円×24ヶ月 |
– | |
ケータイベーシックプランSS | 1,027円/月 |
合計月額料金 | 1,777円/月 |
最低維持費なら端末代込みで月額1,777円まで節約可能です。
ただしメールもLINEも使えないので電話専用端末となる他、発信の場合には20円/30秒の割高通話料金が掛かるため、「万が一の受け用ガラケー端末」という使い方になります。
最低維持費としては大手3キャリアと比較しても最安となります。
パターン2:そこそこデータ通信を使うなら「スマホプラン」を付けるものおすすめ
4Gガラケーは3Gガラケーに比べてLINEや一部のアプリを利用できる特徴があり、LINEやメール、ウェブ検索中心の使い方をする方もいると思いますが、その場合にはスマホ用のプラン「スマホプランS(3GB)」に加入するのが良いでしょう。
DIGNOケータイ3本体価格 | 750円×24ヶ月 |
– | |
スマホベーシックプランS | 2,948円/月 |
新規割(半年) | -770円/月×6ヶ月 |
合計月額料金 | 1~6カ月目:2,928円/月 7カ月目以降:3,698円/月 |
前記の従量制ガラケープラン「パケット定額」では0.1GB使うだけで上限の4,500円までプラン料金が上がってしまうのに対して、スマホベーシックプランSなら月3GBまで使えて月額2,948円なのでかなりおすすめです。
月0.1GBなんてLINEでもアプリのアップデートでも直ぐに到達してしまうため、少しでもデータ通信を使う場合には「スマホベーシックプランS」への加入が圧倒的にお勧めです。(最安はスマホに移行してスマホプランSですが…)
またスマホプランに加入する事で、半年間月額料金が770円引きになる「新規割」が適用される点もおすすめポイントです。
パターン2:ガラケーからの発信が多いならプラス1,000円で完全かけ放題に!
ワイモバイルには通話(発信)をよく使う方向けに「スーパー誰とでも定額」という月額1,000円(税抜)の”完全かけ放題の通話オプション“があります。
パターン➁の「スマホベーシックプランS」に更に「スーパー誰とでも定額」に加入した場合の料金内訳は以下です↓
DIGNOケータイ3本体価格 | 750円×24ヶ月 |
– | |
スマホベーシックプランS | 2,948円/月 |
スーパー誰とでも定額 | 1,100円/月 |
新規割(半年) | -770円/月×6ヶ月 |
合計月額料金 | 1~6カ月目:4,028円/月 7カ月目以降:4,798円/月 |
LINE無料通話の場合はデータ通信なので無料で使えますが、携帯電話番号からの発信は通常1分で40円、1時間で2,400円という割高通話料金になるので「かけ放題が欲しい」という方もいるでしょう。
ドコモやau、ソフトバンクの完全かけ放題は2,200円掛かるのに対して、ワイモバイルでは1,000円で加入できるのでリーズナブルです。
また「完全かけ放題しか必要ない」という場合であれば、パターン➀に+1,000円で「スーパー誰とでも定額」を付けるのがいいでしょう。
ワイモバイルの「Simply」0円購入時の月額料金
ちなみにワイモバイルの4Gガラケー機種のうち、最も安いのが実質0円(正確には頭金540円)の『Simply』というストレートタイプの機種です。
⇒端末割引が廃止されたので現在は実質0円のガラケーはありません。
ワイモバイルのガラケー機種の中で最も端末代が安い「Simply」購入時が最安の料金となります。

極端な例ですが、Simplyを分割購入してパターン➀の最低維持した時の料金は以下のようになります↓
Simply本体価格 | 450円×24ヶ月 |
– | |
ケータイベーシックプランSS | 1,027円/月 |
合計月額料金 | 1,477円/月 |
電話受け用のガラケーだと、月額1,477円で最低維持が可能です。
ガラケー使うなら最安ワイモバイルで節約を♪