Xi対応でシニア層に人気があるのが定番の携帯機種「らくらくホン」でしょう。
LINEが使えないなどの問題はありますが、月額料金は3千円弱くらいで利用可能ですよ。
目次
らくらくホンはLINEが使えない… LINEが使いたいなら『らくらくホン』以外を選択しよう
ドコモにはシニア向けの「らくらくシリーズ」という括りの機種があり、以下のように携帯型の『らくらくホン』とスマホ型の『らくらくスマートフォン』があります↓
しかし携帯型の「らくらくホン」ではLINEは使えない点には注意が必要です。

LINEと言えば現代の定番のコミュニケーションツールなので、もしLINEを使いたいならスマホ型の『らくらくスマートフォン』にしましょう。(らくらくスマートフォンシリーズは以下ページで解説↓)
他にもらくらくホンはスマホと違って以下の注意点もあります↓
アプリ追加ができない
おサイフケータイが使えない(キャッシュレス決済が不可)
またドコモには他のケータイ機種として「AQUOSケータイ」や「arrowsケータイ」などがありますが、こちらならケータイ型で$G対応でLINEが使えるのでお勧めです。(詳しくは以下のページで解説しています。)
ドコモの定番シニア向けケータイ『らくらくホン』の最新モデルは「F-01M」
ここからはドコモの定番のシニア向けケータイ機種『らくらくホン』シリーズについて、種類や料金面、機能面を解説していきます。
「らくらくホン」はかなり知名度が高いドコモの携帯機種ですが、携帯初心者や高齢者層向けに人間工学に基づき設計されたユニバーサルデザインの携帯電話機種となっています。

らくらくホンは20年以上も続く携帯電話のベストセラー
らくらくホンの歴史はかなり古く、初代製品は1999年に「らくらくホン P601es」が発売されて20年以上も続く携帯機種のベストセラーです。

らくらくホン”の中でも20回以上もマイナーチェンジを繰り返し、その度に後ろのバージョンを示す英数字(型番)が変わっており、2016年末のマイナーチェンジで4G(Xi)に対応したガラホとなっています。
型番のFはメーカーである富士通のFですね。後ろの数字はバージョンです。
[open title=”歴代らくらくホン一覧(型番&発売日)”]機種 (型番) | 発売日 | 通信形式 |
らくらくホン (P601es) | 1999年10月27日 | mova |
らくらくホンⅡ (F671i) | 2001年9月1日 | |
らくらくホンⅡS (F671iS) | 2002年9月6日 | |
らくらくホンIII (F672i) | 2003年9月5日 | |
FOMAらくらくホン (F880iES) | 2004年9月4日 | FOMA (3G) |
FOMAらくらくホンⅡ (F881iES) | 2005年8月19日 | |
らくらくホン シンプル (D880SS) | 2005年12月16日 | |
FOMAらくらくホンⅢ (F882iES) | 2006年9月1日 | |
らくらくホン ベーシック (F883i) | 2007年4月13日 | |
らくらくホンIV (F883iES) | 2007年8月17日 | |
らくらくホン プレミアム (F884i) | 2008年4月14日 | |
らくらくホンIVS (F883iESS) | 2008年4月17日 | |
らくらくホン ベーシックS (F883iS) | 2008年5月19日 | |
らくらくホンV (F884iES) | 2008年8月1日 | |
らくらくホン ベーシックⅡ (F-07A) | 2009年4月9日 | |
らくらくホン6 (F-10A) | 2009年8月7日 | |
らくらくホン7 (F-09B) | 2010年7月23日 | |
らくらくホン ベーシック3 (F-08C) | 2011年4月22日 | |
らくらくホン8 (F-08F) | 2014年9月12日 | |
らくらくホン ベーシック4 (F-01G) | 2014年10月4日 | |
らくらくホン F-02J | 2016年12月14日 | Xi (4G) |
らくらくホン F-01M | 2019年11月22日 |
参考:らくらくホン | Wikipedia[/open]
国内で最も知名度の高い携帯と言っても過言ではないのかも💡
そして現在ドコモで販売しているらくらくホンはXi(4G)に対応した「らくらくホン F-01M」ですね。

参考:
らくらくホン F-01M | 富士通(メーカーページ)
らくらくホンの開発コンセプトと機能
らくらくホン F-01Mを購入した時の月額料金や本体価格はどのくらい?
次に気になるのがらくらくホンを購入した時の毎月のドコモから請求されるスマホ料金ではないでしょうか。
特に現在携帯を資料している人であれば、比較的安価な料金で使えていると思いますので、らくらくホンに機種変更して月額料金が高くならないかは不安ですよね。
最新の「らくらくホン F-01M」の本体価格は4万円弱と結構高め
現在ドコモで販売している最新機種『らくらくホン F-01M』の本体価格は以下のように4万円弱と結構いい値段します。
ケータイ機種 | 本体価格 |
らくらくホン F-01M (2019年11月22日発売) | 38,016円 |
arrowsケータイ F-03L (2019年7月19日発売) | 31,680円 |
SH-03L (2019年7月5日発売) | 30,096円 |
AQUOSケータイ SH-02L (2019年2月8日発売) | 31,680円 |
カードケータイ KY-01L (2018年11月22日発売) | 31,680円 |
比較として他のドコモのXi対応のケータイ機種の本体価格も並べてみましたが、ドコモのケータイ機種は大体3~4万円くらいの本体価格となっていました。
ドコモでらくらくホン F-01Mへ機種変更時の月額料金シミュレーション
そしてドコモでらくらくホン F-01Mへ機種変更した時の月額料金もシミュレーションしてみました↓
FOMA機種からのドコモ内での機種変更
月100MBのケータイプラン(携帯機種専用プラン)
5分までかけ放題オプションを付ける
らくらくホン本体代金は36回分割で購入
機種代金:らくらくホン F-01M (定価38,016円) | 1,056円/月×36カ月 |
ケータイプラン(月容量:100MB) | 1,507円/月 |
dカードお支払割 | -187円/月 |
音声オプション「5分通話無料」 | 770円/月 |
はじめてスマホ購入サポート | (10,000ポイント贈呈) |
(合計月額) | (1~36か月目):月額3,146円 (36カ月目~):月額2,090円 +10,000円分のdポイント |
(3年間の総支出額) | 103,256円 |
上記のように、本体代と5分までかけ放題が付いて月額3千円ちょっとといった感じで、スマホへ機種変更するよりもプラン料金分安くなっています。
また、3G回線からドコモのXiへ機種変更する場合に使える「はじめてスマホ購入サポート」で、10,000円分のポイントが貰えます。

裏技:らくらくホンを安く買ってドコモに持ち込みという方法も
前述の通りらくらくホンの本体価格は4万円弱と結構いい値段するのですが、「らくらくホンだけ他で安く購入⇒ドコモに持ちもんで契約」という節約方法も利用可能です。
新品はAmazonなどで探しても定価とほぼ同じ価格なので微妙ですが、Yahooオークションやメルカリなどで中古や未使用品なら結構安い本体(2万円台)もありました↓

ちなみに、3G回線が終了間近なので、持ち込むならXi対応機種である「F-01M」を探しましょう。(間違ってFOMA機種は持ち込まないように)