ドコモが2020年を目処に3G回線終了予定という発表もあり、3Gガラケー(フィーチャーフォン)も使えなくなるまでカウントダウンが迫ってきています。
現在は大手3キャリア共3Gケータイ利用者をスマホへ機種変更してもらうべく、様々なキャンペーンを実施していますが、どうしても大手キャリアでスマホにすると月額料金が割高になってしまうんですよね。
そんな中、ワイモバイルが60歳以上のシニアガラケーユーザー向けに実施している『60歳以上ずーっと国内通話0円キャンペーン』を実施しています。
格安SIMでシニア向けに特典を付けているのは稀ですので、今回はワイモバイルで60歳以上でスマホデビューする場合の料金や条件などを調べてみました。
3Gガラケー終了前にスマホへ移行する予定であれば、料金面でワイモバイルへの乗り換えも節約になるのでかなりお勧めです。
ワイモバイルはシニア向けの格安SIMとしても◎
テレビCMなどでもよく見る「ワイモバイル」は、ソフトバンクグループの会社で、正確には違いますが格安SIMのような存在です。
スマホも勿論大手キャリアの半額くらいの2,000円~3,000円で利用可能なので人気がありますが、特筆すべきは60歳以上の方が利用する場合に特典が付く『60歳以上ずーっと国内通話0円キャンペーン』を実施している点です↓
格安SIMでシニア向けのキャンペーンを行っているところは少なく、ワイモバイルの機種のラインナップにも「かんたんスマホ」があったりと、ワイモバイルはシニア向けの格安SIMでもあるんですね。
ワイモバイルの『60歳以上なら国内通話がずーっと無料』キャンペーンとは?
このページのタイトルでもあるワイモバイルのシニア向け『60歳以上なら国内通話がずーっと無料キャンペーン』の詳細について見ていきましょう。
そもそもワイモバイルには全プランに最初から「10分かけ放題」が付いていますが、+月額1,000円で”完全かけ放題”「スーパー誰とでも定額」をオプションとして付けることが出来ます。
その完全かけ放題オプションが60歳以上なら無料で付いてくるというのがこのキャンペーンの特典となります。
ご契約時の使用者年齢が60歳以上でスマホプランにかんたんスマホでご加入いただくと、国内通話がかけ放題の「スーパーだれとでも定額」(お申し込みが必要)の月額料が無料。
キャリアで月額2,200円掛かる”完全かけ放題”が0円はかなりいい
これがどれくらいお得かというと、「完全かけ放題」をドコモやau、ソフトバンクで使うためには+2,200円が掛かります↓
携帯会社 | 完全かけ放題 | プラン月額 |
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カケホーダイプラン(ケータイ) | 2,200円(税抜) |
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カケホ(ケータイ) | 2,200円(税抜) |
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スマ放題 | 2,200円(税抜) |
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スーパー誰とでも定額(通常) | 1,000円(税抜) |
スーパー誰とでも定額(60歳以上) | 0円 |
対してワイモバイルは格安SIMで現在唯一”完全かけ放題”が利用可能であり、更に月額+1,000円で利用可能なので通話の多い格安SIMユーザーに特に人気があります。
更に60歳以上の方であれば、この月額1,000円のオプション料金が無料になるという事です。ワイモバイルの料金選択画面でも以下のように「スーパー誰とでも定額」の料金が”無料”になっている事が分かります↓
特に、090や080などの携帯電話番号での発信が多い場合、何も通話オプションを付けないと1分当たり40円=月1時間の発信で通話料だけで2,400円も掛かってしまい、予想外の出費になるなんてケースも多いです。
そういった通話の多い方には他の格安SIMでは代用できない特典なので特にオススメですね。
ワイモバイルのシニア(60歳以上)ずーっと国内通話0円はいつまで実施?
『60歳以上ずーっと国内通話0円』キャンペーン期間:~終了日未定
60歳以上ずーっと国内通話0円キャンペーンの終了期日はワイモバイル公式サイトには記載はありませんのである程度の期間は実施されることが予想されます。
とは言え、「終了日が記載されていない=いつ終了してもおかしく無い」とも言えますし、特典が大きいのでこの機会を逃すのはかなり勿体ないので、検討中の方は早めの決断が良いでしょう。
ワイモバイルのシニア(60歳以上)ずーっと国内通話0円キャンペーンの適用条件
具体的なこのキャンペーンの適用条件についても覚えておきましょう。
まずシニア(60歳以上)ずーっと国内通話0円キャンペーンの適用条件は以下の3点全てです↓
契約者の契約時の年齢が60歳以上である事(本人確認書類にて確認)
キャンペーン指定機種「かんたんスマホ(705KC)」を購入する事
ワイモバイルの対象プラン(スマホプランSかMかL)を契約する事
つまり60歳以上の方がワイモバイルへ新規契約/MNP乗り換え/機種変更のどれかを行い、「かんたんスマホ」を買ってプランSかMかLに加入するだけです。
機種は京セラの「かんたんスマホ(705KC)」のみですが、ソフトバンクで販売している機種でスマホ初心者にも向いている機種なのでお勧めできるスマホです。(以下メーカーページでも確認してみて下さい)

ちなみにワイモバイルのオンラインから申し込む場合には、以下の「60歳以上」を選択すれば自動で「スーパー誰とでも定額」が付与された状態になります↓
『注意点』押さえておきたい終了条件
適用条件はシンプルでしたが、適用が終了する条件も併せて抑えておく必要があります。
何故なら「ずーっと無料」と記載されていますが、以下の条件を満たしてしまうとキャンペーンの適用が終了してしまうからです↓
対象料金プラン(プランS/M/L)以外に変更の申し出をした場合
指定機種(かんたんスマホ 705KC)以外に機種変更した場合
持ち込み機種に機種変更した場合
プランS/M/L以外への変更や、対象機種であるかんたんスマホ以外へ機種変更すると「60歳以上ずーっと国内通話0円キャンペーン」は強制終了する点には注意ですね。
ただ機種変更に関しては、ワイモバイル内で機種変更しなければいいので、かんたんスマホが故障したらSIMフリー機を購入してSIMカードを差し換えれば継続できそうなので、そんなに問題にはならなそうです。
ワイモバイルのシニア(60歳以上)通話0円キャンペーン利用時の月額料金は何円?
一番気になるのが「最終的に月額のスマホ代は何円請求されるの?」という点ではないでしょうか。
例えばドコモからワイモバイルへMNP乗り換えし、対象機種である「かんたんスマホ(705KC)」を分割購入した時の月額料金は以下の内訳になります↓
かんたんスマホ賦払金(24回払い) | 2,484円/月 |
月額割引(24か月) | -1,620円/月 |
スマホプランS(3GB) | 3,218円/月 |
スーパーだれとでも定額 | 0円 |
データ増量オプション | 0円 |
ワンキュッパ割(12回分) | -1,080円/月 |
月額合計 | 1年目:3,002円/月 2年目以降:4,082円/月 |
スマホの端末代込で、データ通信が月3GB使えて、完全かけ放題もついて月額三千円ならかなり安いですね。
ただ、ワイモバイルはドコモやau、ソフトバンクと同じく2年縛り(2年契約+自動更新)がある点には留意です。
ワイモバイルなら家族割も適用可能♪
もし家族の誰かが既にワイモバイルを利用しているのであれば、ワイモバイルには『家族割』もあるので、上記の月額料金から更に500円/月だけ割引も受ける事が出来ます。
大手キャリアでスマホを持った場合と料金を比較すると、単純に契約期間の2年の総支払額で比較しても10万円以上は節約が可能でしょう。
特に一度契約して使い続けるケースが多いシニアの方であれば、一度ワイモバイルなどの格安SIMへ引っ越してしまえば、以降は使い続けていくだけで総支払額にどんどん差が出てくるので特にオススメです。
更に言うなら格安SIMの中でも”完全かけ放題”はワイモバイルしかない上に、0円でずーっと使えるのは唯一無二なのでかなり貴重です。