ここ数年でシニア(60歳以上)のスマホ所有率が急増しており、3G回線(3Gケータイ)のサービス終了の影響でスマホデビューする方が非常に多いです。
しかしドコモやau、ソフトバンクでスマホへ機種変すると、料金面で3Gケータイのような低価格で利用する事はかなり難しいので、シニア層でも「そこそこの品質で低価格」な格安SIMへ乗り換える人が急増しています。
今回はそんなシニア層に特化した格安SIM『トーンモバイル(TONE mobile)』が、50歳以上を対象とした『シニア割』をスタートしたので、50歳以上だとどこまで安くスマホを使えるのか調べてみました。
「そんなにスマホを使わないから、通信費・固定費をケータイ料金以下に節約したい」という50歳以上は最後まで読んで損はないと思いますよ♪
50歳以上
ケータイからスマホに機種変したいけど、スマホ代が高くなるのは嫌
動画視聴やゲームなどをそんなに使わない予定
シニアに特化した格安SIM『トーンモバイル』って何?
ドコモやau、ソフトバンクを使っている人も多いと思いますが、ここ数年で料金が安い『格安SIM・格安スマホ』もかなり普及してきており、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
実際は簡単だけど、やはり格安SIMに乗り換えるのは心理的なハードルが高い
ただ、料金が安くても格安SIMに乗り換えるのって難しそうで心理的なハードルが結構高いんですよね。
特にシニア層の方の多くが、
「スマホやケータイにそんなに詳しくないのに、格安SIMは難しそう…」
「安くはしたいけど、面倒だからいいや」
と諦めて、割高な大手3キャリアでスマホに機種変更するので、案の定スマホ代は3Gケータイ時代よりも高くなってしまいます。
勿体ない!シニアほど格安SIMにすべき理由
ただこれって本当に勿体なくて、「そんなに使わないシニア層にこそ格安SIMと相性がいい」んです。
というのも直近の2019年10月より、大手3キャリア(ドコモauソフトバンク)のプランは3社とも
- 割高な若者向けの「大容量プラン」
- 軽量だけどそこそこな値段する「軽量プラン」
- 表示価格は安いけど、使った分だけ料金が上がる「従量制プラン」
で「軽量で安いプラン」が存在しません。
そんなにデータ通信量を使わないシニア層なので、本来ならスマホ代と併せて月1~2千円くらいで使いたいところですが、大手3キャリアのスマホもガラホ(4G回線のケータイ型のAndroid)も料金プラン的にはそこまで安く使うのは難しいです。
対して、格安SIMの多くが月1GBで千円以下は当たり前の相場なので、「そんなに使わない」&「通信速度爆速じゃなくても大丈夫」な方が多いシニアであるほど軽量で安いプランが充実している格安SIMがピッタリなんです。
シニアに特化した格安SIM=トーンモバイル(TONE mobile)
しかし格安SIMというと数年前まではネットリテラシーの高い層が使っていた名残もあって「安くなるけど難しそう」というイメージが今も残っています。
ネット上にも色々な情報が混在しているので、「格安SIM興味あるけど、何からしたらいいか分からない」という人が大半だと思います。
特に若い層以上にスマホやネットに苦手意識のある方が多いシニア層であれば尚更でしょう。
そんな難しいイメージを払拭すべくシニアに特化した『トーンモバイル』という格安SIMが存在します。
トーンモバイルは以前はツタヤでも販売されていた格安SIMで、「格安スマホどころかスマホも初めて」というシニアや子供などのスマホ初心者向けに特化した唯一の格安SIMです。
以下のトーンモバイルの公式ページを見ても、シニアに向けたスマホである事を前面に押し出している事が分かりますね↓
参考:子供・家族・シニアにおすすめ | トーンモバイル公式サイト
また、料金面でも「中速無制限で使えて月額1,000円」という驚異的な価格設定でも注目の格安SIMです。
具体的にトーンモバイルのどこら辺がシニア向けの格安SIMなのか
トーンモバイルが「シニアに特化した格安SIM」と言っても、具体的にどの部分がシニア向けなのでしょうか。箇条書きにしてみました↓
- 困ったときにその場で解決!スマホの設定や操作をオペレーターが本人に代わって遠隔でサポートしてくれる
- 置くだけでスマホの問題を自動修復してくれる「置くだけサポート」
- シニアに特化した専用のスマホ端末を使っている
- 万が一の場合の事前対策に!家族のスマホから簡単に居場所確認ができる「TONEファミリー」
- 詐欺防止機能で特殊詐欺を未然にブロック
- 専用スマホのバッテリーの持ちが非常に良い
- ホーム画面が必要な機能のみに絞られていて直感で操作可能
- スマホの画面に表示される文字サイズが大きく見やすい
- 健康管理機能や「ライフログ」機能で、シニア世代の方の健康維持にサポートをしてくれる
自分もシニア向けの機能を搭載しているスマホを多く見ていますが、ここまでシニアに特化した機能や設計を多く搭載しているスマホはトーンモバイルの機種だけです。
なぜトーンモバイルの特化スマホはここまでシニア向け機能を搭載できるのか
多くの格安SIMや携帯会社では、メーカーが製造したスマホを販売していることが多いので、シニア向けに思い切って特化した機能を付けることが困難なのです。
対してトーンモバイルはm独自ルートで製造したシニアに特化したスマホに、「TONEファミリー」と呼ばれるTONEモバイル独自のシステムを搭載しているので、機能を大幅にシニア向けに搭載する事が可能となっています。
トーンモバイルの料金+シニア割でどこまで安い?料金シミュレーションしてみた
ここまでトーンモバイルについて長くなってしまいましたが、最も気になるのが「結局その”トーンモバイル”だと、どれくらい安く使えるのか」という点でしょう。
少し触れましたが、トーンモバイルのプラン料金はかなりシンプルで月額1,000円のプラン1つしかありません。
また、スマホも独自開発した『TONE e19』という専用端末1機種しかなく、搭載した機能を使うためにセット購入が必須となっており、プランも1つ&スマホも1機種なので迷う余地がありませんね。
という事でトーンモバイルで専用端末『TONE e19』を購入した場合の月額料金の内訳は以下のようになります↓
【トーンモバイル利用時の月額料金の内訳】
プラン料金 | 1,000円/月(中速無制限プラン) |
専用端末『TONE e19』価格 | 825円/月×24ヶ月 (一括時:19,800円) |
SMSオプション | 100円/月 |
(合計月額) | 月額1,925円 |
※税別表記
トーンモバイルでは有料オプションに加入する事も可能ですが、最低限この組み合わせで利用可能です。(電話番号を引き継ぐ(MNP)の場合には「090音声オプション(SMS付き)」も加入必須)
スマホ代込みで月額2千円程度でネットも通話も可能で、更に端末代を払い終えれば月額1,100円まで安くなります。
ケータイ時代並みに安くスマホが利用できますね。自分の祖母もらくらくケータイ⇒トーンモバイルに変えて使っていますが、今ではLINEが届きます(笑)