
「ガラケーからスマホにして操作を覚えるのが面倒そう」
という人に人気なのがこの「らくらくスマートフォン」です。
今回はそんなドコモの「らくらくスマートフォン」について解説していきますよ♪
目次
ドコモのらくらくスマートフォンは「me」と「4」がある
ドコモではシニア向けに「らくらくスマートフォン」を販売していますが、2019年現在「らくらくスマートフォンme(F-01L)」と「らくらくスマートフォン4(F-04J)」の2つの機種が選べます↓
らくらくスマートフォン4(F-04J)は2017年2月10日発売
らくらくスマートフォンme(F-01L)は2019年2月15日発売
後半で価格や性能などを比較していきますが、どちらも似たような見た目で画面にパネルのように操作ボタンが並んでいるのが特徴的です。
過去のバージョンの「らくらくスマホ(F-03K)」は現在ドコモで販売終了
ちなみに「らくらくスマートフォン me(F-01L)」は2019年2月に発売していますが、2018年2月28日に発売した「らくらくスマートフォンme(F-03K)」というバージョンも存在します(現在はドコモでは販売終了しており購入できません)

参考:らくらくスマートフォン me (F-03K) | ドコモオンラインショップ
「らくらくスマートフォン」はドコモ販売のみ
意外と勘違いがあるので補足ですが、「らくらくスマートフォン」はドコモの「らくらくシリーズ」なので、auやソフトバンクでは購入する事が出来ません。
ドコモauソフトバンク3社のシニア向けのスマホ機種は以下となっています↓
携帯会社 | シニア向けスマホの機種名 |
![]() | 「らくらくスマートフォン」シリーズ |
![]() | 「BASIO」シリーズ(参考ページ) |
![]() | 「シンプルスマホ」シリーズ |
なので、現在auやソフトバンクを使っている方は、スマホデビューするなら「BASIO」や「シンプルスマホ」がシニア向けの代表機種となるので検討してみて下さい。
ドコモの「らくらくスマートフォン」の性能と端末価格を比較
と言う事でドコモのシニア向けスマホ機種である「らくらくスマートフォン」は2019年現在「らくらくスマートフォン me(F-01L)」と「らくらくスマートフォン 4」の2機種がありますが、どちらが良いのか性能面や価格面をまとめて比較してみました↓
2機種比較 | らくらくスマートフォン me(F-01L) | らくらくスマートフォン 4(F-04J) |
見た目 | ![]() | ![]() |
カラー | ピンク/黒/ゴールド | ピンク/白/黒 |
発売日 | 2019年2月15日 | 2017年2月10日 |
端末価格(税別) | 37,800円 | 27,000円 |
メーカー | 富士通コネクテッドテクノロジーズ | |
ドコモ製品ページ | F-01L | F-04J |
画面のサイズ | 4.7インチ(HD/有機EL) | 4.5インチ(HD/有機EL) |
OS | Android 8.1 | Android 6.0 |
スマホのサイズ(mm) | 143(H)×70(W)×9.3(D) | 137(H)×67(W)×9.9(D) |
重量 | 143g | 約138g |
バッテリー容量 | 2110mAh | 2100mAh |
カメラ画素数 | 1310万画素(インカメラ:500万画素) | |
SIMカード | nanoUIM | |
防水・防塵 | IPX5/8 IP6X | |
ワンセグ | 〇 | |
おサイフケータイ(FeliCa) | 〇 | |
赤外線通信機能 | – | 〇 |
緊急時ブザー | 〇 | – |
音声読み上げ機能 | 〇 | – |
と色々ありますが、基本的には最新の「らくらくスマートフォンme(F-01L)」で良いと思います。(端末価格にして月額300円しか違わないですし)

らくらくスマートフォンmeのシニア向けの特長
という事で「らくらくスマートフォンme(F-01L)」の4つの特長を見ていきます↓
➀画面と文字が大きいから操作が簡単
2017年に発売された4に比べて画面の大きさが0.2インチほど大きくなっていて画面全体が大きく見やすいのと、「らくらくシリーズ」ならではの使いたい機能が一目でわかるディスプレイになっています↓

またスマホならではの「触る」と「押す」の違いが分かりやすい「らくらくタッチパネル」機能もガラケーから慣れるまでは重宝しそうですね↓

そして何か分からないことがあってもスマホの「らくらくホンセンター」ボタンを押すことでワンタッチで無料で専門アドバイザーに繋がり電話で聞けます。
➁防犯機能や振り込め詐欺にはスマホで対応
「振り込め詐欺」対策に新たに追加された「迷惑電話対策機能」は、電話帳未登録の番号から電話がかかってきたときに「発信者側にけん制メッセージ」と「発した言葉から自動検知」するという安心機能も搭載されています。

電話帳未登録の番号から電話がかかってきたとき、発信者側にけん制メッセージを自動で伝える迷惑電話対策機能がさらに進化。
電話帳未登録の番号に電話をかけると、音声認識技術により会話の中から還付金詐欺に関する特定のキーワードを抽出し、危ないシーンを端末が自動で察知。還付金詐欺の可能性のある振込リスクを抑制します。還付金詐欺対策機能は、警視庁犯罪抑止対策本部からの助言を参考に富士通コネクテッドテクノロジーズが開発しました。
また緊急時に端末側面のブザーボタンを押すことで、大音量のブザーが鳴ると共に事前に登録してある相手に自動で電話がかかる設定にする事も可能です。
➂長く使える耐久性と手洗いも可能
ガラケー同様に「らくらくスマートフォン」も長く使えるように耐久性も充分ですし、汚れを水洗いする事も出来ます。

ワンセグ機能で放送が受信できるので災害時にも役に立ちますし、気象庁の緊急速報「エリアメール」にも対応しているので万が一の場合の備えとしても使えます。
➃カメラは一眼レフやAIによる花の識別も可能
カメラはメインで1310万画素あり、大画面なので写真もキレイに撮れます。
また「ポートレート機能」で背景を自動でぼかして一眼レフで撮影したように撮る事も可能です↓

また撮影した花の名前をAIが自動で識別し、花の名前や情報を教えてくれるという粋な機能もあります。
らくらくスマートフォンの端末価格と最終的なスマホ代はいくら?
ここまででドコモの「らくらくスマートフォン me(F-01L)」の機能面がお分かりいただけたと思いますが、問題は料金面ではないでしょうか。
というのもガラケーに比べてスマホは月額料金が高くなりやすいからです。
と言う事で「らくらくスマートフォンme」と「らくらくスマートフォン4」を購入した時の最終的な月額スマホ代がいくらになるのかをシミュレーションしてみました↓
らくらくスマートフォンme購入時の月額料金
らくらくスマートフォンme(F-01L)端末価格:37,800円(税別)
【らくらくスマートフォン me購入時の月額料金例】
機種代金(らくらくスマートフォンme) | 1,050円/月×36ヶ月 |
料金プラン:ギガライト(従量制) | 3,980円/月 (1~3GB利用時) |
通話オプション:なし | 0 |
はじめてスマホ割 | -1,000円/月×12ヶ月 |
(合計月額) | (1年目):4,030円/月 (2年目~):5,030円/月 |
※全部税別表記
らくらくスマートフォン4購入時の月額料金
らくらくスマートフォン4(F-04J)端末価格:27,000円(税別)
【らくらくスマートフォン me購入時の月額料金例】
機種代金(らくらくスマートフォン4) | 750円/月×36ヶ月 |
料金プラン:ギガライト(従量制) | 3,980円/月 (1~3GB利用時) |
通話オプション:なし | 0 |
はじめてスマホ割 | -1,000円/月×12ヶ月 |
(合計月額) | (1年目):3,730円/月 (2年目~):4,730円/月 |
※全部税別表記
という事で大体1年目が「はじめてスマホ割」で1,000円安くなって月額4,000円くらい。2年目以降は月額5,000円くらいを目安に考えておくとよいと思います。
ただし上記はプラン料金を従量制の「ギガライト」の1~3GB利用時で計算しているので、もっと使う場合には更に高くなる可能性もある点には留意を。
ちなみに「他の機種もないの?」という方向けに、以下でドコモのガラケーからスマホデビューする方向けの機種を紹介しているで参考にどうぞ♪