2017年にガラケー(3G)の生産が終了し、現在ではドコモやau、ソフトバンクでは『ガラホ』と呼ばれる4G回線も使えるガラケー型のAndroidへの機種変更しかできません。
なので現在使っているガラケー(3G)が故障などをして、ドコモauソフトバンクで機種変更する場合にはガラホかスマホの2択になります。
ガラホは見た目こそガラケーですが、中身はスマホなので料金も結構掛かってしまいます。
今回は「全然ガラホ(4Gガラケー)使わないから、最低維持費で使いたい」って方の為に、ドコモauソフトバンクとワイモバイルでのガラホの最低維持費を調べてみました。
ドコモでガラホ(4Gケータイ)の最低維持費
2020年時点でドコモには以下の3機種のガラケー(ガラホ)があります↓
- arrows ケータイ F-03L (2019年7月19日発売)
- AQUOSケータイ SH-03L (2019年2月8日発売)
- カードケータイ KY-01L (2018年11月22日発売)
いずれの機種もLINEが利用可能なガラホ(ガラケーの見た目のAndroid)です。
例えば3Gケータイから『arrows ケータイ F-03L』へドコモ内で機種変更した場合の月額料金の内訳は以下のようになります↓
arrows ケータイ(F-03L) 端末代金 |
880円/月×36カ月 (定価:31,680円) |
ケータイプラン(容量100MB) (2年間定期契約なし) |
1,507円/月 |
無料通話オプション:無し | – |
dカードお支払割 | -187円/月 |
(合計月額) | (1~36カ月目):月額2,200円 (37カ月目~):月額1,320円 |
※代表回線 / 端末代36回分割 / かけ放題なしで計算
ドコモのガラホ(4Gガラケー)の最低維持費は2,200円/月となります。
通話は受信の場合は通話料は掛からないため受けメインであればこの通話プランで充分ですが、発信する事が多い場合には「カケホーダイライトプラン(5分までかけ放題:+770円/月)」か「カケホーダイプラン(完全かけ放題:+1,870円/月)」に変更するのをおすすめします。
ドコモのケータイ機種については個別に以下ページで解説しています↓


auでガラホ(4Gケータイ)の最低維持費
続いてauのガラホ(4Gケータイ)の最低維持費について。
auでは2020年現在以下の6機種のガラホを販売しています↓
- GRATINA KYF39(2019年5月24日発売)
- INFOBAR(インフォバー) xv (2018年11月29日)
- かんたんケータイ (2018年7月27日)
- MARVERA(マーベラ) KYF35 (2017年8月10日発売)
例えば、auで人気の「AQUOS K SHF34」を購入して最低維持費にした場合の料金プランの内訳は以下のようになります↓
AQUOS K SHF34本体価格 | 1,200円/月×36ヶ月 |
毎月割(端末割引) | -600円/月×36ヶ月 |
➀通話プラン「VKプランS 2年契約」 (無料通話1100円/月分) |
1,078円/月 |
➁ダブル定額(ケータイ) | 540円/月~4,536円/月 |
LTE NET (インターネット接続サービス) |
324円/月 |
合計月額 | 2,542円/月~6,538円/月 |
※※端末代36回分割 / かけ放題 / 全部税込8%で計算
auのガラホ(4Gケータイ)の最低維持費は月額2,542円となります。
➀auのガラホ向けの通話プランには、月額998円で月1,100円分の無料通話(27.5分分)がついた「VKプランS 2年契約」があるので、ほとんど通話しない人であればこの通話プランがいいでしょう。
➁auにもドコモのように2段階定額のパケットプラン『ダブル定額』があり、以下のように月10MBまでは月額500円で利用可能です↓
ただし10MB以降は使った分だけ料金が上がり、最大で4,200円まで上がるため、ほとんどパケット通信を行わない人向けのパケットプランです。
LINEやウェブ検索、地図アプリ、動画などを少しでも使う場合には、割高なパケット定額にした方が良いでしょう。反対にパケット通信を全く使わない場合には0円で利用可能な「ダブル定額Z」にするか、そもそもLTE NETとパケットプランを外してしまうという手もあります。
ソフトバンクでガラホ(4Gケータイ)の最低維持費
続いてソフトバンクのガラホ(4Gガラケー)の最低維持費について見ていきます。
ソフトバンクのガラホは2020年時点で以下の3機種が販売されています↓
- AQUOSケータイ3 (2019年4月12日発売)
- DIGNOケータイ3 (2020年3月6日発売)
- かんたん携帯10 (2019年6月14日発売)
例えば、ソフトバンクで人気の「かんたん携帯10」を購入して最低維持費にした場合の料金プランの内訳は以下のようになります↓
かんたん携帯10本体価格 | 690円/月×48ヶ月 |
ケータイ通話プラン (基本プラン音声) |
980円/月 |
– | |
合計月額 | 1,768円/月 |
※端末代48回分割 / かけ放題なし / 全部税込10%で計算
ソフトバンクのガラホ(4Gケータイ)の最低維持費は月額1,768円となります。
ただし上記の「ケータイ通話プラン」はデータ通信はできず通話のみのプランとなっており、通話も受信は無料ですが発信は一般通話料(20円/30秒)が掛かるので、受け専用ケータイの場合の料金となっています。
データ通信も使いたい場合に「ケータイ100MBプラン」や「ケータイ1GBプラン」があるのでそちらを選択しましょう。
待ち時間なし♪24時間いつでも自宅から申込可能♪
ソフトバンクケータイの各機種の詳細は以下のページでも解説しているので参考にどうぞ↓



ドコモauソフトバンクのガラホ(4Gガラケー)の最低維持費まとめ
ここまでドコモauソフトバンクの3社で、最新のガラホの最低維持費をみてきましたが、3社ともデータ通信ほぼ無し+無料通話もほぼ無し+機種代金で月額2~3千円くらいはかかってしまいます。
月額2,000~3,000円というとスマホを格安SIMで使う場合の月額料金の平均くらいなので
ガラホ(4Gガラケー)の最低維持費 >= 格安SIMでスマホを使う平均コスト
という訳の分からない状況になっています。
感覚的にガラホをほぼ使わないなら安く済みそうなイメージはありますが、実はスマホを格安SIMで普通に使うくらいの料金は掛かってしまうので
「料金同じならガラホ最低維持より格安SIMでスマホを使った方が良くないですか?」
というのが、私の結論です。
ちなみにワイモバイルへ乗り換える事で、4Gガラケー(ガラホ)を月額934円で最低維持する事が可能です↓
